JAてんどうの新着情報
2021.06.03
JA全農と大手旅行会社JTBがタッグ
JA全農と大手旅行会社㈱JTBが農業労働力支援事業に関する連携協定を締結しました。人手不足の農業現場に向けて、コロナ禍で需要が減少している観光業界が農作業を担う人材を確保する労働力支援事業が、全国に先駆けて始まりました。JA全農山形とJAが地域の生産者の労働力需要を取りまとめ、㈱JTBはコロナ禍の影響を受けている県内のホテルや旅館、バス会社などのほか、副業希望者や求職者に人材を募り、労働力を確保し、農作業を受託する仕組みになっています。生産者側は1日単位で仕事を依頼することができ、時給単価ではなく、農作業の出来高で契約できるのも特徴の1つとなっています。
第1弾として6月3日から6日までの4日間、天童市の㈱たきぐちファームで約20人が、さくらんぼ「紅さやか」の収穫と選別、箱詰め作業に当たりました。
㈱たきぐちファームの滝口征司代表取締役は「コロナ禍で県外への人材募集ができず困っていた。必要な時期だけ仕事を頼めて、人数を集めてもらえるのはありがたい。」と話しました。
今後も、県内の様々な農業現場で試行的に事業を行う予定になっています。