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 天童商工会議所と天童市麺類食堂組合などは１月１４日、天童市内のホテルで将軍家献上寒中挽抜そばの賞味会を開催した。大勢の人が会場に訪れ、江戸時代に将軍家へ献上されたという味を再現したそばに舌鼓を打ちました。

当日は賞味会の前に市内にある建勲神社で、御祭神である織田信長公に奉納奉告祭が行われ、寒中挽抜そばは江戸時代末期、当時天童を治めていた天童織田藩が、そばとしては東北・北海道地方で唯一将軍家に献上したもので、寒中に製粉したそば粉で作られます。天童市麺類組合は織田藩献上そばの文献に基づき当時の味を再現しました。

　賞味会では、２５００食用意され大勢の人が打ちたてのそばを堪能しました。寒中挽抜そばは、１月１５日～２月末日まで市内の「将軍家献上寒中挽抜そば」ののぼり旗のある店で提供されます。