JAてんどうの新着情報
2020.01.04
赤い宝石、全国へいち早く出荷
1月4日、干布地区の花輪和雄さんの加温ハウスで、日本一早いサクランボの出荷作業が行われました。超早出しサクランボの生産は、市場の初セリにあわせ毎年行っており、今年で17年目。
金平芳己代表理事組合長や結城武雄常務、全農、当組合担当職員らが訪れ、日本一早いサクランボの出荷に今年一年の青果物販売の奏功に期待を込めました。
超早出しサクランボは、鉢に入れたサクランボの樹を6月上旬から冷蔵庫に入れ休眠させ、10月上旬に気温の保たれたハウスに戻し、実のつける時期を冬場にしたもの。花輪さんは「気象条件により管理が大変だったが出荷までに間に合って良かった。栽培の苦労を感じて全国の方に食べていただきたい」と話していました。
桐箱やパックに詰められた「超加温サクランボ」は、全国の各卸売市場約12市場に出荷されました。(株)天童青果市場で5日に行われた初セリでは、500g詰め桐箱1箱に50万円、東京大田市場では80万円の過去最高値がつけられました。